白洲次郎・正子夫妻を知ろう-入門編-

第1回 季節を感じる武相荘訪問

最近ではすっかり有名な白洲次郎・正子夫妻ですが、これから本を読んでみよう、これから武相荘を訪ねてみようという方もまだまだ多いはず。
そこで、5slowでは「白洲次郎・正子夫妻を知ろう-入門編-」として、2回にわたって白洲次郎・正子夫妻の暮らした武相荘や書籍などを紹介します。

まずは母屋におじゃまします

武相荘

新宿から小田急線で30分ちょっとで鶴川駅に到着。駅からは大通りに出て歩くこと15分。
ユニクロの角を曲がったところに白洲次郎、正子夫妻が暮らした武相荘(ぶあいそう)があります。


武蔵と相模の境という意味と無愛想をかけて名付けられたというこの「武相荘」。
母屋では当時の暮らしを季節ごとに紹介しています。


靴を脱いで母屋に入ってみると、農家を改築して、もともとは土間だったところが洋間になっていてます。テーブルとソファーが置かれ、とてもここが土間であったとは思えないおしゃれな空間になっています。
奥に進むと座敷に、当時使われていた器などが並んでいます。季節によって「春・夏・秋・冬」と展示が入れ替わりますが、囲炉裏に鍋が置かれていたり、椀が並んでいたり。ここに来ると、最近読んだ「茶室とインテリア」内田繁 という本にもあったように、道具というものが「必要な時に出してきて、空間をつく出すものである」ということが実感できます。

奥には、正子さんの書斎。壁いっぱいの書棚にぎっしりと並んだ古い本。そして窓際にある机。とても小さな部屋ですが、窓からは木々が見え、執筆活動にはぴったりの落ち着いた空間だなと思わせる場所です。
さらに、第1、第2ギャラリーには、夫妻にまつわる資料の数々が展示されています。

そしてお庭を散歩

武相荘

室内と同じように、庭も季節によって様子を変えます。
冬の風景は少しさびしい感じもするけれど、母屋の前に椿が咲いたり、蝋梅が咲いたり、季節によって様々な草花が見られます。


最近では、はとバスツアーのコースにもなっていたりということで、たくさんの人が訪れる武相荘ですが、ぜひぜひ季節ごとにいろいろな顔を持つこの場所に冬も春も・・・と何度も訪れて四季を感じてもらえるといいと思います。


旧白洲邸 武相荘(ぶあいそう)
住所 東京都町田市能ヶ谷町 1284
アクセス 小田急線「鶴川駅」より徒歩15分
開館時間 10:00-17:00
休館日 月・火曜日(祝日・振替休日は開館)
入館料 1000円


(2010.1.8 える)

第2回 入門書籍のご紹介

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