ちひろのみちのく二人旅

第3回 "秘湯"乳頭温泉と玉川温泉

東北地方の温泉

東北に行くなら、やはり温泉ははずせません。
東北には乳頭温泉、玉川温泉、青荷温泉、黄金崎不老ふ死温泉など名湯・秘湯があります。
週末に日帰り温泉に行くのが好きな私とダンナくんは、何よりまずどの温泉地を訪れるか、走行距離を計算しながら旅行の日程を決めました。
旅行3日目は、乳頭温泉と玉川温泉だけを目的の日にし、一日温泉を楽しみました。


じんわり効く 乳頭温泉「鶴の湯温泉」

一度は聞いたことがあるはず「乳頭温泉」。
いつかは訪れたいと思っていた温泉で、私の憧れの温泉です。
十和田・八幡平国立公園、乳頭山にある七つの湯を合わせて乳頭温泉と呼びます。
乳頭温泉というと白い濁ったお湯を想像しますが、透明なお湯の温泉もあり、源泉によって泉質、効能はさまざまです。

乳頭温泉
その中で江戸時代から続く「鶴の湯温泉」に行ってきました。 秘湯という言葉通り、舗装されておらず、車を行き来するだけでも厳しい山道を進んだところに温泉があります。
あまりの秘境ぶりに感動していた私ですが、やはり高速1000円のシルバーウィーク、まだ温泉はちょっと先という場所で駐車場待ちの渋滞にはまりました。
待っている車、帰っていく車を見ていると、東北ばかりではなく、全国各地のナンバーの車が訪れていました。
駐車場を増やし、交通整理の人もいて、30分くらいで駐車場に入ることができました。

鶴の湯温泉は白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と効能、泉質の異なる4つの温泉がわいており、混浴の露天風呂もある広い温泉です。
私は女性専用の露天風呂と、内湯の黒湯に入りました。
どちらも温度はそれほど高くないのに身体の芯がぽかぽかしてくる、「熱い」と思わないのに身体は温まるという今まで入ってきた温泉で感じたことのない効果を感じました。
こんな温泉が近くにあったらと思ったほど、鶴の湯温泉が気に入った私です。


乳頭温泉郷 鶴の湯温泉

秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50
TEL:0187-46-2139
入浴料:500円(日帰り入浴時間10~15時まで)


ピリピリする酸性の強い温泉 湯治場「玉川温泉」

午後、乳頭温泉から向かったのは、さまざまな病気に効くと言われる湯治場「玉川温泉」。
「大噴」(おおぶけ)(写真下の左)から湧き出る量は毎分9,000リットル(日本一)、pH1.05という極めて酸性の強い温泉です。
また地熱の高い地獄地帯があり、そこにゴザを引いて岩盤浴をすることでも有名です。

玉川温泉
夕方到着したにも関わらず、駐車場は満車状態でした。
なんとか車を停め、温泉に入る前に大噴と実際岩盤浴をする場所を歩いて見に行きました。
草津の湯畑も有名ですが、玉川の湯畑も引けを取りません。
どかんどかんと湧き出る温泉、それもきれいな青色が温泉宿まで流れていく様子は見ていて飽きませんでした。

宿は乳頭温泉と同様、人で溢れていました。着替えるのも一苦労でした。
温泉は内湯のみで、源泉50%の浴槽、源泉100%の浴槽、あつ湯、ぬる湯など種類があり、自分に合った温泉に浸かることができます。
まず試したのが源泉100%の浴槽。
さすがに酸性が強いだけあって、入っただけで肌がピリピリします。
特に寒くなって湿疹が出始めていた両手をつけるとピリピリが増しました。
そのあとすべてのお湯を試しましたが、私には源泉50%が合っていたようです。
ダンナくんは飲泉を試したようで、すごい味と言っていました。ちなみに飲泉は薄めて飲むよう注意書きがしてありました。歯のエナメル質がとけることもあるため、ストローで飲むかうがいをするようにも書いてあります。

乳頭温泉のほんわかじんわり効いてくる温泉とは異なり、直球な効果で注意することも多い玉川温泉。
その分も効果も出やすいのではないでしょうか。
あとになって気づいたのですが、次の日私の手湿疹はきれいに治っていました。


玉川温泉

秋田県仙北市田沢湖玉川字渋黒沢
TEL:0187-58-3000  FAX:0187-58-3005
日帰り入浴:大人600円 小学生300円 3才~幼児100円
冬期は日帰り入浴はできません。


(2009.12.11 ちひろ)

第2回 ねぶたと弘前城

第4回 東北のおいしいもの

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