第4回 和菓子ほっくり-『あんどーなつ―江戸和菓子職人物語』-
たくさんの和菓子を通して成長するなっちゃん
パティシエの専門学校を卒業した安藤奈津ことなっちゃんは縁あって浅草の満月堂で働くことになります。
満月堂はおまんじゅうやきんつばを作る和菓子屋さん。女将さん、職人の梅吉さん竹蔵さんの3人で支えている小さなお店です。そこでなっちゃんは和菓子を通して、人とつながり、成長していくこと物語です。
マンガの中ではうさぎのマークの入った満月堂のおまんじゅうから、夏の水羊かん、きんつば、ぼたもち、最中までいろいろな和菓子が出てきます。
どれもおいしそうに描かれてて、どんな風に作られているか見えるのでさらにおいしそうに見えます。
ちょっと前まで地味なお菓子って思っていたのに、このごろ和菓子もいいなと思うようになってきたのも「あんどーなつ」の影響が強いかもしれません。
和菓子はもちろんのこと、なっちゃんに恋心をよせる牛鍋屋「田能久」のダンナのドジな話や、なっちゃんの家族のお話、鹿児島に旅行にいく話もあって、ほかのエピソードも楽しめます。
イメージが変わる牡丹餅とつるっとした葛饅頭
おすすめコミック第2巻~第3巻の「江戸和菓子老舗店」に出てくる牡丹餅。
牡丹餅というと、ぼてっとしたあんこのお菓子というイメージだったけれど、この牡丹餅は見た目もおいしそう。
桜の形のピンクの羊かんをあしらった夜桜(こしあん)、求肥の紋白蝶をのせたごま、黄身あんの入ったずんだなど5つの牡丹餅を笹の舟にのせていて、とってもかわいい牡丹餅です。
第5巻に出てくる葛饅頭もつるっとしたのどごしが伝わってきておすすめ。読んだとき、すぐに買いに行きたくなるほど心ひかれました。
次回は「京都・奈良の紅葉(仮)」です。(9/11更新予定!)
(2009.9.4 ちひろ)



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