第1回 バルバルさん(こどものとも絵本)
絵本を自分で買うようになったのは大人になってから。
「リサとガスパール」シリーズみたいにフランス語がきっかけで大好きになった絵本もあれば、展覧会みたいなイベントでたまたまであって一目ぼれした作品もあります。
大人になって出会う絵本は、自分が楽しむだけではなくて、将来子どもに読んであげたいと思うものも多くあります。
今回は偶然にも私の元にやってきた絵本たちを少し紹介したいと思います。
出会いはブラティスラヴァ絵本原画展
絵本にはまっていたというわけではぜんぜんなくて、たまたま1枚招待券をもらったのでぶらりとでかけた三鷹美術ギャラリー。2007年3月のことです。
そこでは、ブラティスラヴァ世界絵本原画展が開催されていて2年に1度行われている世界絵本原画展2005年の受賞作と日本人作家の原画、そしてスロヴァキア共和国のおとなり、チェコの絵本がたくさん紹介されていました。
壁には絵本の原画が並んでいて、その中で床屋さんのバルバルさんとぼっさぼさの髪型(たてがみ)のライオンさんが描かれた1枚の絵。
やわらかいタッチで描かれたその絵の前で足がとまりました。原画の展示だったので、絵本の中のワンシーンにたまたま出くわしたのですが、一目ぼれしてしまったんですね。私
バルバルさんに一目ぼれ
私の心をがしっと捕らえたこの作品は、普段は人間のお客さんを相手にしている床屋さんのバルバルさん(名前の響きもいいですよね。「バルバルさん」「バルバルさん」何回もいいたい!笑)のところに、ライオンさんをはじめとして、いろんな動物がやってくるお話。
さてさて、人間の床屋さん「バルバルさん」はやってくる動物のおきゃくさん?とどんなやりとりをするのか。
この絵本読みたい!ほしい!と思ったのですが、もともと2003年に「こどものとも(年中向き)」という月間絵本に掲載された作品で、入手困難な状況でした。それが2008年に待望!?の発行。そして回りまわって私の目の前に現れるまでさらに1年の年月を要しました。それでも再会できたのですからやっぱり縁があったのでしょう♪
乾 栄里子(いぬい えりこ)文、西村敏雄(にしむら としお)絵ということで、日本人の作品です。
やさしいタッチの絵と動物との会話を読んでいるとほんわかしてきます。
大人になってからでも絵本を読む楽しさを再確認するきっかけになった作品です。
バルバルさん (こどものとも絵本) | Amazon
読んであげるなら3歳から/自分で読むなら小学校初級向き
(2009.5.29 える)



ちひろ
える
